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ショップ&ストリンガー

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問題ショップその2(知恵袋ネタ) 2011/07/07

『ボールが飛ぶ(アウトする)のは、ハードなストリングセッティング・・飛ばないポリにすると・・打球が飛ばなくなる為、飛ばすように打ち方を変えるのでアウトが多くなる・・』

 

上記の非常識な表現は、下のショップが決り文句のように度々回答する内容。テニスショップで、この様な奇妙な言い回しをするのは、世界広しと言えどこのショップだけ。一言で言うと、ストリングを硬く変えたりテンションを上げるとアウトが多くなる・の意味になり、テニスショップとしては極めて非常識な内容になる。

テニスでボールの飛ぶ距離のコントロールは、ストリングもしくはテンションで行うことは昔から常識。硬く張れば飛ばない・は当たり前で、アウトが多くなることなどあるはずがない。先人が構築した張り替えの常識を、自らの都合で変えられては、他の真面目なショップには迷惑な話。

 

何故このような非常識な話になるのか・・ふとひらめいたことは、多分上記はこのショップのクレームマニュアル。硬く張ったにも関わらずボールが飛び過ぎる・のクレームのお客に対し回答している内容では?と。

(下にも書いたが)このショップの張りは、測定値が設定値より15lbs(ポンド)低くなる。それなら固いストリングをハイテンションで張っても打球は飛び過ぎるはず。その言い訳として、上記の変な理屈が使われるようになったと考えれば納得。

 

飛び過ぎる!と言う客に対し、打ち方が変わったでしょ?と同じで、自らの非を認めようとしていない。そんなヒマがあるなら指定値通りに張る練習をするか、テニスの基礎を勉強した方が良い。対面の中高生ならそれでごまかせるかも知れないが、ネットで堂々と書ける内容ではないし、書けば書くほどボロが出る。

このショップの店員なら、自分のラケットも自ら張っているはず。つまりこの回答者の内容は全て、超ローテンションテニスの話であることは想像に難くない。「スルッ」とか「ガツン」との奇妙な表現が多いのもそのせいかと。

 

テニスは、ラケットに適正にストリングを張った状態でスタートラインに立てる。それが始めからズレていたのでは、正しいテニスを覚えること自体不可能になる。

 

問題ショップ(知恵袋ネタ) 2011/03/04

ある回答に我が目を疑った。 回答者はtennis○○○というショップ。内容はそのショップの張り方を説明した内容なのだが要約すると、「引っ張ったストリングを固定する時クランプ(爪)が2〜3mm戻る。結果として張り上がりを測定すると、設定値よりも15 lbs(ポンド)低くなる・・」と。

つまり設定50 lbsで張ったラケットを測定すると35 lbsに、設定60 lbsなら45 lbsになっている・ということ。過去数千本の測定実績というのだから恐ろしい。テンションロスなどのレベルではない。当然、指定から大幅にずれていることを承知でお客に渡し、料金を得ていることになる。内部告発のようなもしくは詐欺に近いような気がするがショップ名も明示しており責任者公認。あたかもそれが世の中の常識のように考えているよう。

 

こうしたショップが多いのは予想できるが、測定器を所持しているショップは少ない。大方マシンの設定を信用して張っていることが多いのだが、このショップは大幅なズレを承知で放置している意味では悪質。50lbsで指定されれば50lbsの張りでお客さまに渡そうと努力しているショップからすれば迷惑な話。

測定器の目的は現状を知ること。ズレがあるならマシンの不具合を修理もしくは、マニュアルを見直しすることが普通。測りっ放しなら意味がない。

 

一番迷惑しているのがそれを使うお客で、低いテンションのラケットに慣れると打点が確実に後退する(正しい打点で打つと左に引っ掛けてしまう(右利き))。打ち方も変わる。正しいボレーも出来ない。上達を阻害することは目に見えている。

次に、ラケットに適正にストリングを張ることはテニスの大前提。そこから正しいショットが可能になると同時にラケットの評価、ストリングの評価も可能になるのだが、15lbsも低いのではお話にならない。フェデラー選手仕様のラケットでさえ「良く飛ぶラケット・・」、硬いストリングも「柔らかい・・」となり兼ねない。一般の方がショップを見分けることは困難だが、このように悪質なショップも存在することを覚えておいて頂きたい。

 

 

ショップの差 2010/03/03

多分、多くのプレーヤーが疑問に思っているはず。差があって当たり前のように書く雑誌もある。現実にA店の50lbsとB店の50lbsが同じではない。つまり基準が無いことになる。

そもそもストリングマシンは「秤」と同じ歴史を持つ。昔の天秤は分銅を使った秤、次がバネ秤、今は電子秤。ストリングマシンもまったく同じ経過を辿り分銅型、スプリングアクション、自動機。天秤の1kgは電子秤でも1kgのはず。50lbs(ポンド)で張り替えを依頼すれば、マシンの設定値を必ず50lbsに合わせて張り始める。当然、ストリングには50lbsの張力が必ず掛かる構造になっている。分銅型は古いから精度が悪いなどということは間違っても無い。

 

しかし自動機が大半を占めている現状でも、張り上がりはショップ毎に差がある。これは、マシンの動作に人が手を加えている証拠。その加減が異なる為に張り上がりも変わり当然、再現性にも問題が生ずる。何故手を加えるのかと言うと、そうしなければ最悪な張り上がりになると自覚しているから。つまり機械の不具合を人が修正している。結果として張り上がりに個人差が出る。おまけに面圧で張るというややこしいショップもあり、ラケットを使う側としては混乱する。

 

その為テニス雑誌では、“安易にショップは変えるな”との記述が多いが、下手なショップで張ったら一生そのままという意味にもなり、これも問題が多い。あまり言いたくはないが、自動機には重大な問題がある・が私の持論。似たようなものだがバネ式はまだ人の自由が利く。自動機はただであげると言われても私は使わない。逆行するようだがストリングにテンションを掛ける目的なら構造、精度、自由度の点から、条件を定めた分銅型が最も適しているし再現性も高い。管理も楽。

 

張る側の現状として極端な例は、あるストリンガーは、自分が打ち易い条件をそのまま男女を問わずお客さまに薦める。自分が打ち易いから他人も打ち易いはず・・の論理。この様なストリンガーも現実に存在する為、ショップ選びが重要となる。

 

 

 

 

プリンス  グラファイト・プロ OS  初代のグラファイト。これもロングセラー

 

 


 

 

 


ショップ&ストリンガーの概要                    十店十色 色んなお店があります

 

ラケット、ストリング、ボール等商品の品質は年々向上しています。さて、ストリンガーの技術は?

 

ストリンガーの実態

安易にストリンガーを替えるべきではない」と多くのテニス雑誌に記載されています。この言葉は、ストリンガーとは「バラツキが多い雑な人達」ということを意味しています。

 

例えば、肉屋で「××肉を500g下さい」と云えば、どこの肉屋であってもせいぜい10g程度(1〜2%)のバラツキで納まるはず。更に、本人が自宅で肉の重さを測り、肉屋の仕事を評価することも出来ます。肉屋を含め世の中の多くのお店は、安易に替えても大きな問題にはなりません。

ところがラケットの張替えは、57lbsで依頼したはずが未使用のまま2週間後に測定するとなんと40lbsしかなく、指定値から約30%もずれるお店(メジャーな)もあります。これは本来あってはならない事で、品質管理の徹底した日本の製造業から取り残された世界と感じます。更に、お客様はその張替えを数値で検証が出来ません。信頼するしかすべは無い業界です。極論すると、どの様に張ったとしてもお客に調べられることは無い・と思えば、無法地帯になるのは明らか。お山の大将だらけの現状です。(ん、私もかな?)

 

ポンド(lbs)は国際的な重さの規格です。(現在はkgに移行中か?)kgに換算すると1lbs=0.45kg。英国の秤で50ポンドの肉は、世界のどこの秤で計っても50ポンドになるのが常識です。しかしこの常識はストリンガーの世界ではまったく通用しません。バラツキがある方が常識のように説明する店員もおり、あきれ返る始末。この非常識をストリンガー自身が異常と認識していないことが大きな問題です。

 

遅すぎるかも知れませんが、製造業では常識の「品質管理」もしくは「製品検査」が必要です。ご注意ください。驚愕のストリンガーも存在します。指定のテンションを勝手に変えて張ったり、安易に流行りのテンションを勧めたり、ラケットが割れても知らん振りしたり・・  いかにも真面目、真剣、誠実にみえるストリンガーに極めて非常識な言動がありますから、ストリンガーと話すときは、まず疑ってかかることも・・

 

ストリングそのものにも問題があります。ストリングの品質もかならずバラツキがあるはずですが、入荷したストリングに検査表などは見たこともありませんし、品種別の物理特性表などは当然ながら非公開です。でも、ストリングのバラツキは「ストリンガーのバラツキ」から比べれば些細な事かも・・

 

 

ストリンガーの重要度

ラケットの性能は、フレーム20%、ストリング40%、ストリンガー40%の割合で決まると感じます。直接ボールと接触するのはストリングであり、その性能を引き出すのはストリンガーの役割ですので、それらの知識をプレイヤーが知ることは大事なことです。

最大のテーマは「どのストリングで何ポンドで張るのか」。星の数ほどもある各社のストリングの性格を把握できるのはストリンガーしかおりません。特定のお客様に最適なストリングを提案し、指定通りのテンションで張ることが出来るストリンガーは世の中で一握りかも。ラケット選びよりも、ストリンガー選びの方がはるかに重要と感じます。

 

ストリンガーに資格は不要です。法的な規制は何もありません。マシンとやる気があれば誰でもストリンガーを開業できますし、自動機(コンスタント・プル)を使えば初心者でもある程度の張上げは可能ですので、ホームストリンガーなる人達を含めれば無数のストリンガーが存在します。

そのような状況の中で最大の問題は、張り方のマニュアル(標準)が無いことです。そのため、ストリンガーが10人いれば10通りの張り上がりが存在し、その結果が安易にストリンガーを替えるべきではない」と表現されていることになります。

 

日本ラケットストリンガーズ協会(J.R.S.A)が定期的に資格認定試験を開催していますが、会員もしくは希望者が対象であり、ストリンガー全員に強制的なものではありません。アルバイトに張らせるショップ、スクールの空き時間にコーチに張らせるテニスクラブ等、非常識と思えるショップも現実に存在します。

 

テニスプレイヤーにとってストリンガーの選択は、残念ながら非常に重要な要素になっています。以下のレポートが、その選択のご参考になれば幸いです。

 

 

機械で張るから何処でも同じ?

スプリング・アクション(手回し)のストリングマシンがショップに導入され始めた頃、一時的に上記の話が広まったと記憶しています。でもそれは大間違いでした。この手回しの機械は、扱い方によってきわめて大きいバラツキが発生する機械だったのです。この機械のおかげで損したお客様も相当多いはず。カメラで言うとプロ用の超マニュアル機のようなもので、素人、初心者には絶対に使わせてはいけない機械です。もっともショップの店長も一通り扱い方を教えれば誰でも使えると思っていますので、始末が悪い状態です。

 

現実として、まめにデーターを取りそれをフィード バックする人もいれば、感に頼り根拠の無いストリンギングをする人もいます。更に、ラーメンも店によって味が違うようにストリンガー個人の味付け(傾向)も残念ながらあります。

口に入れるものならまずいお店は直ぐに淘汰されるでしょうが、ストリンガーは簡単に閉店することはありません。毎日口に入れる食品とは異なり、数ヶ月、半年に一度と最初の味を忘れてしまう程寿命が長い商品ですので、お客様も判断し難いのです。

 

従来はテニス関係者(コーチ等)により生徒へのサービスとして張られる事が多く、あまり重要視されない分野でした。その影響もありストリンガー同士の個人差は、一般商品の品質とは比べ物にならないほどバラツキが大きいのです。ショップが変われば当然張りも変わりますし、同じショップでもストリンガーが変わると張りも変わってしまいます。

誤解されないようにおことわりしておきますが、ストリンガーの皆さんは一生懸命取り組んでいます。ただ張りのコツを知らされずに、それが結果として大きなバラツキが発生している状況です。

 

商品を製造するメーカーにはマニュアルが不可欠であり、それを守ることにより商品の品質は安定します。ところがストリンギングのマニュアルは個人の裁量に負う部分が多く、品質の安定に役立つものではありません。更に、商品にはつきものの「検査」を行なうショップは少なく、自分の仕事の完成度を把握する努力を多くのストリンガーは怠っています。一言で言うと「張りっぱなし」なのです。

 

自動のストリング・マシンが増え、安定したストリンギングの方向に向かいつつある印象がありますが、その実態はなんら変わる事はありません。「自動」であっても、引く条件は人が設定しなくてはならず、同じ機種であっても設定値がかわれば張りも変わってしまいます。更に、最近特に機械に頼りきりの状況も感じられ「このマシンなら大丈夫」との言い訳もよく聞きます。知識と技能が無ければ設備を使いこなす事は困難なのですが・・。

 

 

大都市と地方の差

地方に住んでいるとよくこんな話を聞きます。「このラケットは東京で張ったものだから間違いない・」 渡されたラケットのストリングをさわると問題外の緩さ。お客様に「これは男性が使うには弱すぎます」と伝えると、こちらを疑う様な眼差しが・・(^^;)。

 

確かに都会はストリンガーも多く、張り数も情報も多い環境ですからそれなりに品質も高いと思われがちですが、絶対に大丈夫ということはありません。上手なストリンガーも多いと思いますが、下手なストリンガーも多いと感じます。上手と下手の見分け方は・・・残念ながら張ってみるしかありません。

 

 

地方は独占

肉、魚、食料品、衣料品店などは、よほどの田舎にいかない限り1店独占はありえません。ところがスポーツショップは1町に1店どころか3町くらいの広範囲な地域に1店しかない場合もあります。当然、殿様商売に陥り易く、井の中の蛙よろしく独自の考えでマニュアルを決め顧客に押し付けるとか、お客に文句を言われると逆上するとか、あるテニスクラブには「私は日本一のストリンガー」とおっしゃる人もいたとか。狭い世界で吠えてもしようがないと思うのですが・・。やっぱり独占は良くないですね。

 

 

ストリンガーはつらい仕事

スポーツショップで働く従業員には色々な仕事がありますが、ストリング張替えの作業は立ちっぱなしで黙々とこなすのみ。ショップの中では地味な仕事で、その為か新人が受け持つ場合が多いような気がします。十分な教育と経験を経てお客様のラケットを扱うなら問題ありませんが、どうも不十分のような・・行きつけのショップを再確認してみたらいかがでしょうか。

 

 

面圧の指定で張る

面圧についてはあまり書きたくない・・その理由は特定のショップの中傷することになるからです。でも、あまりにもクレーム話が多いのも事実。正直なところ面圧で張ることについては詳しくないのでここでは知りえる範囲でのコメントになります。

 

明確に言えることは、「面圧」とは張上げたストリングの評価方法(測定方法)であり、張る方法ではないということです。昔はテンションを計る機器はありませんでした。そのため代替案として、張上げたストリング面を機械的に押し、その応力を測定し張りを評価する方法が考案され、それが面圧測定器なのです。

 

テンション(張力)とはストリングを引く強さで、面圧は張上げたストリングのたわみ量です。テンションと面圧に関連性はありません。ストリング、ラケット、ストリンガーが変われば、当然面圧も変わります。

ストリングマシンは通常ポンド(lbs)の単位でストリングにテンション(張力)を加えます。テンションの設定部にはポンドとKgの目盛りが平行してあり、ご指定値はそのままストリングマシンの設定値になります。55lbsの指定なら設定値も55lbsになるのですが、面圧の目盛りは存在しません。

 

面圧で指定された場合、面圧の値をポンドもしくはKgに変換することが必要です。面圧とは、張り上がりの「ストリング面を1cm押し下げる加重の大きさ」ですので、張るラケットの面の大きさ、フレームの硬さ、糸数、使用するストリングの種類等全てを考慮してポンドもしくはKgに変換しなくてはなりません。過去に蓄積したデーターを元に算出することが絶対条件になります。

 

もし今まで張ったことの無い(過去のデーターが無い)ラケットが持ち込まれたら、まず試し張りをして面圧を測定し、その試し張りを取り去りねらう面圧で張り直すことになります。そのことは取りも直さず新発売のラケット全てに当てはまることになります。

面圧は「評価方法」ですから、肉屋の秤と同じで本来、お客様の目の前で計りご指定の面圧であることを証明してからラケットをお渡しする必要があります。面圧で張るとうたいながら、お客様の目前で測定しているショップは存在するのでしょうか。更に許容差の問題も発生します。

例えば面圧60で指定され張上げた面圧の測定値がピッタリ60になることはまれでしょう。58であったり61であったりするはずです。どの程度の誤差なら許容するのか事前に決めることが必要になるはすです。

 

面圧を測定する行為そのものが面圧を低下させる原因となります。面圧を測定する場合、測定器にラケットをセットし、ストリング面中央を1cm押し下げその時点の加重値を読みます。押す時間はおそらく10〜20秒ですが、実際のインパクトタイムとは比較にならない程長い時間押されることになります。面圧を測定する行為は、ストリングを伸ばす行為そのものです。

 

最も重要な事は、張上げたテンション及び面圧は『変化値』であるということ。常に緩む方向に変わり続けているわけですから、張上げ直後に指定通りの面圧であっても、お客様に渡したときにご指定の面圧でなければ話になりません。とすると、張上げてからお客様が受け取りに来るまでの時間も考慮する必要もあります。お客様の来店が一日遅れたら面圧は下がり、ご指定値に合致しないことも発生します。お客様の責任も大きくなりますね。以上を考えれば、私は逆立ちしても面圧を採用する気になりません。

 

 

変なストリンガー

その1 テンションを3lbs単位でしか受けない  50lbsの上は53lbs、その中間は断るショップ。マシンの目盛りは1 lbs単位ですから、ただ目盛りを合わせるだけで済むことなのに、いったい何を考えているのか。

 

その2 適正テンションにこだわる  低いテンション(柔らかい打感)のお好きな人に対し「これ以下は張れません」と断るショップ。適性テンションの上限値を超えることはフレーム破損の危険性がありますが、低い分にはまったく問題はないはず。まったく??な話です。

 

その3 ナチュラルガットを薦める  セール期間中(割安)を理由にナチュラルを薦め、張上げたラケットに有効期限3ヶ月のシールを貼るショップもあります。一見、良心的のようですが、お客様の利益に叶うものなのでしょうか。一般のお客様がナチュラルを3ヶ月で張り替えるなどは、当店の実績から比較すると極めて非常識。少なくとも(事故さえ無ければ)6ヵ月は安心して使用可能です。週末テニスなら男性でも8〜10ヶ月はもちます。

 

その4 エルボの方には  お客様がエルボと聞くやテンションを下げる提案をする。エルボはそう簡単に治らない、しかし張り替えは必要。そんなことを毎度していたらその内テンションはゼロなんてことに・・

 

 

かっこいい仕事?

相当以前のことですが、テレビでストリンギング作業がスピーディにカッコ良く放映され、糸通しの速さを競うような雰囲気が今も末端のストリンガーに残っている。  糸通しなんぞはどーでも良い、他にすることが山ほどある。

 

 

 

 

ストリング・マシンの概要

 

一見複雑そうですが原理は極めて簡単な機械です。その違いはテンション(張力)を加える方式の違いであり、ラケットのサポート、ストリングのクランプ等の構造は大差ありません。

 

以下のコメントはご批判があるかも知れませんが、以前特定のカメラに「ばかちょんカメラ」と言う略称が言われるようになりました。それまで扱いが困難だったマニュアル機に代わり、誰でもそれなりに写せることが評判になり相当売れたようです。ストリングマシンの自動機も、経緯はばかちょんカメラと同様に「誰でも張れる」が目的です。人の役目はストリングを通すだけで、後は機械が引っ張ってくれます。張りを熟知したプロは自動機は使わないはず。でも現状は、どのショップでも自動機を使っており、プロのストリンガーは不要の時代なのかも

 

1.分銅型

てこの原理を利用した安価なマシンで、現在ショップにはほとんど無く、アマチュアが所持し趣味的に使用する程度。重りとてこの原理でテンションをかけ続ける単純な構造の為、故障、狂いが少なく更に、ストリングの状態が観察しやすい良いマシンと言える。基本動作は「ストリングを張る」目的にはほぼ理想的で、自動機より数段優れている。

 

ただ安価なせいか、きゃしゃでラケットの支持点が少ないマシンが多い。6点支持のマシンなら理想的と言える。今、分銅型のマシンが主流なら、詐欺的な張りをするショップも相当少なかったはずであり、「安易にストリンガーを替えるな」などという言葉も生まれなかったかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.スプリング アクション型

ハンドルを手で回しながらテンションをかける手動式のマシン。スプリングにより張力を計る構造で、テンションが設定値に到達するとハンドルがロックされる。広く普及している割りには扱い方が極めて困難で、初心者には不向きなマシン。ストリング特性を自覚しない人が使うとテンション ロスが発生しやすい。初心者が中途半端な知識でこのマシンを使うより、分銅型を使った方がよほど良いストリンギングが可能。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.コンスタント プル型(イグナス社Hpより)

いわゆる自動機と呼ばれるマシンで既に主流。ストリングをモーターで引きつつ、ロードセルと呼ばれるセンサーでテンションを測定し、ストリングをクランプするまで断続的にテンションを掛ける。張り上がりはスプリングアクション型よりやや硬くなる傾向があり、知識が無いもしくは複数のストリンガーが存在するショップで、張り上がりの良し悪しは別に比較的安定する。

 

このマシンの最大の問題は微調整が出来ないこと。当然、ある範囲で設定は可能だが、せいぜい5段階程度で人ほどデリケートではなく決められた条件でただ引くだけ。ラケットの負荷、ストリングの状態等は無視され、最悪の場合グロメットの陥没・フレームのクラックが発生し、扱い方によってはスプリングアクションよりも悪くなる事もある。

 

プロ用に100万円を超えるマシンもあるが、最近はアマチュア用の安価な機種も出回っておりホームストリンガーに広まりつつある。初心者ならスプリングアクションより良い結果を得易いが、「自動機なら狙い通りに張れる」と思ったら大きな間違いで、くれぐれも信用し過ぎないこと。上記2種と異なりこのマシンはメンテナンス性が非常に悪い。おそらく素人に維持管理は不可能と思われ、車の車検の様にメーカーによる定期点検の実施が重要となる。

 

 

メンテナンス

簡単な機械と言えどもメンテナンス(点検と調整)は必ず必要です。最重要はテンションヘッドと呼ばれるテンションを計る部分です。これが狂った状態では確実に張り上がりも狂います。これを調べる為の備品がテンションゲージと呼ばれる基準秤です。ストリングマシンは長期間の使用で設定値と実際値にズレが生じますので、設定値通りにテンションが掛かかるかを確認・調整する作業(校正)を定期的に行う必要があります。

その他、各部のガタツキの程度、スライド部の給油、ストリングを固定するクランプのふらつき度合等意外に多くの点検すべき項目があります。

 

当たり前ですが、自動機であっても機械が勝手に動くことはありません。どのような機械でもそれを扱うのは人で、張り上がりの良し悪しは「人」で決まります。知識と技術を持った人であれば、どのストリングマシンであっても近い結果を残すことが可能ですが、自動機は維持が大変かも・・

 

「うちは有名メーカーのマシンですから大丈夫」と店員に言われたら、・・別なショップを探しましょう。

 

 

 

ショップ、ストリンガー鑑定

 

下手な張りとは、ストリングがズレ易い使い始めて1ヶ月ほどで緩みを感じる、切れ易い、飛び過ぎ、ラケットの形が変等です。3.5〜5千円も支払って1ヶ月程度しか使えない張りはボッタクリと言えます。

 

初めて入ったショップであっても、店員との会話とか店内を見渡してみると色々な事が観察できます。お客である貴方としては、以下の項目をチェックすると良いかもしれません。

 

複数のストリンガーがいるショップ

ストリンガーが何人いるか聞いてみましょう。複数の場合、同じストリング マシンで張ったとしても個人差は必ず発生しますので、ストリンガーを指名したほうがバラツキは減少します。指名できれば・。

 

複数のマシンを所持するショップ

スプリング アクションとコンスタント プルの両方がある場合、当然のようにどちらのマシンで張るのかによって張り上がりに大きな差が発生します。ラケットの種類によって使うマシンを決めている良心的なショップもありますが、どちらのマシンを使うのかを聞いても明快な回答がないとしたら、そのショップは危険です。

 

室内の温度

真夏にエアコンの効いた涼しい室内でストリンギングしているショップは敬遠したほうが良いでしょう。テニスはほとんどの競技が屋外で行なわれます。涼しい室内でストリンギングしたラケットを真夏の屋外に持ち出せばその温度差10度Cを軽く超え、とたんにストリングは加速度的に緩み始めます。

 

張り本数

よく張上げ本数を自慢するストリンガーがいます。「今日は50本張った」とか「1本15分で張れる」とか聞きますが、その実態は「雑」です。一般常識からしても、短時間の仕事に良質なものはありえません。でも当然のことですがショップは営利目的で仕事をしますので、張替えが短時間にできる(1日の張り本数も増える)ほうが好都合。傾向として、早さを競う方向に向きやすい環境は変わらないでしょう。でもそのラケットを使う方はたまったものではありませんね。

 

マシンの入替え

ストリングマシンは老朽化するため、ある時期には新しいマシンと入替えが必要です。マシンが新しくなれば当然、張り上がりにも差が発生します。同メーカーの同機種であってもマイナーチェンジは必ずありますし、まったく同じ機種でも「新」と「古」では相当な差がありますので、その旨をお客さまに伝えるもしくは、店内に表示しているショップは良心的なショップと言えます。

 

ラケットの変形

「ラケットの変形などありません」と言うショップは即刻さよならしましょう。変形度合いを測定していない証拠です。

 

ラケットを破壊するショップ

ストリンギング中にラケットを破損させるのは問題外  即弁償か交換してもらいましょう。最近のラケットは軽量化の為にどんどん肉薄になっています。肉が薄くなると強度が低下するため高強度材を使用しフレーム全体の強度を確保しています。こうした素材は衝撃に対し非常に弱く、鋭利な部分に当てたり、ストリンギング中に応力が集中すると割れることもあります。

 

注意しなくてはならないことは大きな割れ、変形は一見して解りますが、微細なヒビは良く見ないと解りません。ヒビが入ったことを知りながら、知らん顔してお客に渡すストリンガーも存在しますので注意して下さい。塗装の剥がれ、グロメットの陥没なども良くチェックが必要です。

 

 

1本張り、2本張り、トーナメント張り、アラウンザワールド等々

色々な張り方名称が言われていますが、その張り方に何の意味があるのか私にはさっぱりわかりません。確かにハイブリッド(縦、横の糸種を変える)場合には2本張りにするしかありませんが、通常は1本張りで全てをまかなえますし、ストリングとテンションの選択であらゆる打感をご提供できるはずです。

 

 

余 談  こんな話を聞きました。張り替えたラケットを使用中にノット(結び目)が解けたため、クレームで再度張替えを依頼したらまた全額を請求された・・まさにボッタクリです。

 

 

 

ラケットを受け取った時のチェック項目

 

フレームの変形及びクラック(ひび割れ)

多くのお客様は、張り上がりの形状を確認する事をしませんが、ストリンギングがラケットに与える負荷は、フレーム全体で800kg程度になります。その為ラケットは、多かれ少なかれ必ず変形を伴います。ラケットによってはグロメットの陥没、クラック等が発生し易いものもありますので、注意が必要です。ラケットを渡された時にフレームの形状をよく見るもしくは、同機種ラケットと比較する事をお奨めします。最悪のストリンガーの場合には明らかな違いがあるはずです。

 

 

テンション ロスの状態

張上げ直後の打感と、二週間後の打感を比較して下さい。下手なストリンガーの場合は顕著に差が発生します。雑な張り上げはテンション ロスも大きいのです。

 

一つでも思い当たるフシがあったら、ショップを替えたほうが良いでしょう。

 

他の業界では、見習いの仕事がお客様の手に渡ることなどありえない。修行中の調理人の料理がお客様に出されることはありえないし、見習いの整備士に車の修理を依頼する人もありえない。その常識がこの世界で無視されているのは何故だろうか。熟練を必要としない仕事など商売になるはずがないと思うのだが・・

 

想うに、分銅型を使っていた時代の方が良いストリンギングだったかも・・と感じるこの頃です。

 

 

 

以前のこらむ

 

マシンメーカーの責任yahoo知恵袋ネタ) 09/12/23

ポリエステルはテンションロスが大きい・・使えるのは1ヶ月程度・・の信じられない書き込みが相変わらず多い。下手なストリンガーが多いという意味なのだが、ストリングのせいにされてしまっている。寿命が短いは耐久性が低いと同じ。ポリエステルの売り文句である“耐久性”はどこかに消えてしまった。

 

それらの状況は、現在の自動機の設定ではポリエステルに張力を掛けることが苦手という証なのだが、理解しているストリンガーは少ないし、そもそもそのようなストリングマシンを売りつけたメーカーの責任は極めて重大ということになる。知恵袋の書き込みでもポリからナイロンに変える人も多い様子。ポリの評判は当分上がりそうにない。

 

 

間違い探し09/07/21

このラケットは08発売のバボラのラケットです。

 

下のA、Bの写真は、矢印方向から写したものですが、この2枚には大きな違いがあります。さて何が違うか。

 

 

AとBでは横糸の通り道が異なっています。正しくはBなのですが、当店に渡された時の状態はAでした。このラケットは横糸を入れる方向が決まっているラケットで、それを間違えるとAの様になります。

過去にW社のローラー、P社O3も方向性があり、この2種は入れる方向を間違えると張りが成立しない構造ですが、ところがこのバボラのラケットは間違えたとしてもそれなりに張り上がってしまう為、ストリンガーが間違いに気付き難いラケットなのです。

 

それでも注意して見ればすぐ解ることで、一言で言えばいいかげんで張り直しするのが当たり前。Aは結構有名なショップのようでした。

 

 

ハイテンションが多いショップ09/06/07

テニス関係の掲示板には55〜60lbsの書き込みも多い。プロでも最近は低目になっている状況にも関わらず、アマチュアがそれほどのハイテンションで張る理由とは?と考えると、答えは、“張り方が弱いか緩み易い”という意味になる。

 

ユーザーは張って緩いと感じると、次回は当然、テンション値を上げて依頼する。緩ければまた上げるを繰り返す。つまり、緩み易いショップほどハイテンションで張る人が多いことになる。全てがそうとは言えないが、高い割合でその様なショップがあるように感じる。

ナイロンであれナチュラルであれ、張力を加えれば必ず伸びて緩む。それを緩まない様に張ることは不可能だが、緩み難く張る事はストリンガーが常に考えなくてはならない事で、ボールを打つ用具としては、緩み難い張り方の方がお客さまには都合が良いのは明白。

 

 

買わせる口実?09/01/25

張り替えに来たお客に対し「ラケットが割れている」と言い、新しいラケットを買わせるショップが当店の近くに開店した・・ようです。そのラケットは当て傷は幾つかあるが、目を皿にして探しても割れは見当たらず、打ってもまったく異常が感じられない。

その店員は、割れていると勘違いして言ったのか、買わせる口実として言ったのかは不明ですが、後者だとしたらお客を騙して買わせた悪質なショップということ。 ・・・信じられない話だが、つい最近お客様から聞いた実話です。

 

もし店員にそのような事を言われたら、どこが割れているかを聞いて自分の目で確認しましょう。細いひっかき傷と割れ(クラック)は見分けがつき難いのですが、割れの場合指で触ると段差を感じます。それが無ければ割れは無いはず。

 

 

変なストリンガー その2 090107

適正テンションの範囲で張らなければ気が済まないストリンガーが未だに存在している様です。自分の希望からずれたテンションを強引に進めるストリンガーの場合は張らずに、別なショップに持ち込んでください。

 

テンションは、ラケットで決まるのではなく“打ち方で決まる”と考えた方が理に叶っています。使う本人の希望通りに張るべきです。お客様の打ち方を知らないストリンガーは、本来決めることが出来ないはず。

 

 

ラケットの変形 その2 080620

何年も前のことですが、知人の2本のラケットを見てビックリ。同じラケットでしたが1本が少し縦に変形し、もう1本は横に変形していました。単独で見ると気が付きにくいことですが、2本を比べるとハッキリと違いが判る状態でした。私が指摘すると友人は目が点。同じショップで張ったので疑うことをしなかったと。もしかすると張った人が違うかも・・と言っていました。

 

同じショップで張ったとしても、この様なことは比較的起こりえる状況です。その理由は、“張り方が人により異なる”ということです。詳細なマニュアルを作り、それをストリンガーが守ればかなり防げるはずですが、残念ながら今現在も状況は変わっていないと感じます。

ラケットの変形は大なり小なり必ず発生します。それを“測定し次回にフィードバック”を繰り返すと変形量は少なくなるのですが、測定自体が大変困難です。曲面を理想的に測るなら3次元測定器となりますが、現実として小さなショップでは不可能で、その辺の話を何人かのストリンガーに聞いても、「測定していない」とか、「メジャーで」とかそんな程度です。0.5mmほどの精度で測りたいので、メジャーなどでは測れないのですが・・ 逆に言うと、測定が困難だから張ったラケットの評価が出来ずに、色々な張り方が野放しになっているのかも。

 

 

定期に変える 080522

「テニス全般」で、用具が打ち方を決める と書いた。 最近もそれを実感する数名の方にお会いした。明らかにローテンションで長期間テニスをしている。  当然打ち方もそのローテンションに合わせた打ち方で固まり、簡単に修正など困難な状態。その理由は明らかで、同じショップで張り続けた結果であることは間違いない。ストリンガーを頻繁に変えることも問題があるが、何年も変えないことにも問題があるかも。

 

 

女性用080416 

数年前、ある老舗メーカーが女性用のラケットを発売した。カタログも女性向けでグリップサイズを細めにし、デザインもそれらしくなっている。ところが、そのラケットを使っている男性がいる。使って悪いことはないし支障がある訳でもない。がしかし問題は、そのラケットが“女性用”ということを知らされていない場合がある。どこのショップか知らないが、男性がそれを選んだならその点は伝えるべきではないのかと感じる。

 

 

面圧 その2 間違いの無い言い方071008

ずーっと昔からラケットの張替えは、張力もしくはテンション(単位はポンド(lbs))をショップの店員に指定してきました。

 

ところがすこし前から張力以外の単位(面圧)で張るショップが現れ、少し混乱している状況です。面圧の単位は不明。(多分kgのような・・)  当県内に少なくとも2店(有名店)。これらのショップには面圧で指定するお客が多いのは当然で、それで慣れれば支障はないですが、問題は初めてそのショップで張替えする場合

行ったショップが“面圧で張る”事を知らずに張力(テンション)のつもりでただ数値だけを伝えると、店員は“面圧での指定”と受け取ります。結果として、意にそぐわない張り上がりになる可能性が高くなります。

例として“面圧61張力48”は、あるお客様のラケットに表示されていた数値で、面圧を採用しているショップの張りの内容です。これは“面圧61で指定されたので、張力(テンション)48ポンドで張った” という意味です。

 

ストリングマシンに面圧の目盛りは無く、必ず張力に換算?して張りますのでこの様なことになります。当然、テンションで指定されても張る事が出来るはずです。今までテンションで張っていた方がこのショップで張替えする際には、必ず張力○○ポンドもしくはテンション○○ポンド」と指示すれば、不具合は少なくなると思います。

 

 

張代の適正な価格は?

10年ほど前は1500円。現在は1800円、高いところで2000円位か・ ところが最近、近くに大手スポーツチェーン店が開店。なんと張代600円! 既存のショップ(当然、私も)も青ざめる価格。一見してアルバイト風が多いが、それにしても安すぎ。

 

 

技能はどこに?

自動機が広まり、誰の張り方を見ても参考になることは無くなった。ボタンを押すだけだから、どんなに上手なストリンガーでもアルバイトでも、誰の張り方を見ても一緒。まぎれもなく技能不要の職種になってしまったと言える。

 

 

ナチュラルを薦めておきながら

ある奥様の話。ラケットを拝見したらナチュラルが張ってある。さわるとかなり緩い。もしかしてと思い、ナチュラルは雨では使えませんよ、と伝えると、「えー、知らない!」と。やっぱり雨で使っていた・・。ショップかストリンガーかは知らないが、ナチュラルを薦めるなら注意事項も伝えるのが当たり前のはず。ただ売りつければ良いのか? その女性は今、ナイロンマルチで「超絶好調」と。

 

 

横糸の通し方

縦糸を張り次に、横糸をどうやって縦糸の間をぬって通すのか、を重要と考えるストリンガーが意外に多い。んなこと、どーでも良い話だし、お客様には無関係の話。 でも気にするストリンガーが多い。手際よくスピーディーに通すことがかっこ良いらしい。無用な技能のみを追及するとは世も末。他に自慢できる技能は無いの?と言いたい。

 

 

変な傾向

学生さんの多くに不思議な傾向が・・。男性の多くのテンション指示値が57〜63lbsの範囲なのです。中学生であろうが高校生、大学生であろうが変わりません。配達後にコートで打ち方を拝見するとどうみても初級者に近い感じ。一昔であれば60lbsはプロの使用する範囲であり、スイングも定まらない中高生が使えるはずが無いのですが・・。

 

先日も高校生から61 lbsで張替え依頼があり、持ち帰りふとスロートのシールをみると「○○スポーツ 面圧61張力48」。この高校生は面圧61で張ったラケットを、テンション(張力)61lbsで依頼してきました。面圧とテンションが区別なく使われているため混乱しているようです。

 

 

昔の話

知人がショップで張ったというラケットを拝見しビックリ! 張り替えたばかりにもかかわらず、なんと縦糸にはっきりしたノッチ(横糸にこすられた凹み)がある?? 当時は「下手なストリンガーですね」と伝えるだけだったが、どんなに下手に張ったとしても縦糸にノッチが残るようには決して張れない。もしかすると早く切れるように故意にやられたのかもとも感じる。