ピメンタの部屋

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 サーマルに乗ってゆったり飛ぶモグラが欲しくなりました。手軽に飛ばすことを考えると2m以下が良いでしょう。しかもバルサキットとなればピメンタしかありません。
 ピメンタは今後流行するかもしれないF5J2000に対応しています。ネットで情報を集めていろいろ妄想を膨らませています。 
スペック
翼幅    1988mm
全長    1195mm
飛行重量 877g

モーター  EMAX GT2215−09
バッテリー 3セル1300mAh
プロペラ  グラウプナー 10x6
アンプ   HK30A
サーボ   RCデポ D20Me 4個
       フタバ  S3154 2個
操縦    エルロン、フラップ、Vテール

ネット情報では、テールヘビーで機首に重りが必要とありましたが、重りなしで重心位置は37%でした。Vテールの効果ですね。

完成記念撮影です。
目立つ色ではありますが、飾りが少ないですね

上反角の様子です。
もうちょっとあっても良かったみたい。
 
飛行記録
 2017年2月18日
 初飛行してきました。
 昨日と打って変わって、風は弱いものの冷たい北風、しかも曇り空でしたので初飛行にはちょっとな、という天気でした。セッティングなどは家でやってきていましたので、組み立てたら即初飛行です。

 モーターONでちょっと引きが弱いかな?という感じでしたが、サーマル機なのでいいでしょう。上昇は30度くらいですがトリムがダウンになっていて、ピコピコしながら昇っていきます。100mくらいでモーター停止、トリムを合わせますが、どうも浮きも走りも良くない。変だなーという感じです。
 とりあえず舵の効き具合を確認しますが、変な飛びで確認になりません。エアブレーキを入れてみましたが頭上げします。もっともまだエレベータにミキシングを入れてませんから、この動きで少しダウンミキシングを入れます。しかし、飛びが悪いな、風が悪いのかな?
 なんて考えながら飛ばしていると、近くに来てびっくり!プロペラが回ってます。そうです、アンプにブレーキの設定をしていなかった!これじゃまともに飛ぶわけないですね。そんなわけで、すぐに降ろしました。

 ブレーキ設定は取説がないとできません。初飛行はちょっと残念な結果に終わりました。明日再挑戦します。
  2017年2月19日
 午前中は強風だったものの、午後から穏やかになったのでリベンジ飛行してきました。

 アンプにブレーキを設定し、バタフライにエレベータダウンの設定を入れました。上空はまだ風が強かったようでちょっと不安定な動きもあったのですが、早速サーマルをゲットしました。
 150mの制限があるので無理に上げないで、時々サーマルから抜けて、ぐるっと回ってからもう一度サーマルに乗っかります。サーマル旋回はラダーで行い、傾きすぎたらエルロンでカウンターを当てる飛ばし方です。エレベータが効きすぎみたいで、予想外に頭上げ、頭下げします。もしかすると風のせいかもしれません。
 一方、風があるもののお尻を振る飛び方はしません。これは良いです。また、浮き上がって速度が低下した時に、小さな旋回をしても頭下げになることもありません。この二つは重心位置に対して相反する現象なのですが、どちらも良いというのは初めてです。
 もう一つ良い点があります。上昇でモーターONしても頭上げしないで、まっすぐエレベータで決めた角度で上昇していきます。そしてエレベータダウンを打って急降下しても、まっすぐ一直線で下降してきます。スピードが上がっても浮かないで突っ込んで来るのは逆に怖いかも?でも、サーマルをすぐにゲットですから、浮きが悪いわけじゃないですよ。
 バタフライを使ってみましたが、頭上げもなくエレベータミキシングはちょうど良いようです。スピードも試してみましたが、きれいな風切り音がしました。嬉しいです。

 着陸にちょっと問題がありました。バタフライで速度を落としてアプローチするときに、傾き修正するためにエルロンを打つのですが、ちょっと効きが悪いです。エルロンの面積が足りないみたい。フラップを連動させればいいのですが、フラップの構造が上に行かない様になっているので、連動させるのが難しいかも? 普通の飛行中にはあまり効きが悪いとは感じないので、バタフライ中だけでよければ連動できると思います。その時は上に行かない様にリミッターをかけると良いでしょう。

 素晴らしい性能です。嬉しい。
 2017年2月22日
 調整飛行してきました。
 
 エルロンとフラップの連動は、バタフライの時がうまくいきませんでした。結局、フラップが上に行かない様に制限かけるつもりが、動作量の制限になってしまって、フラップを下げているときはちっとも動かないことになります。別の方法が必要ですね。

 今日は風向きの違いのためか、機体が安定しません。先日よりももっとクイックな感じがします。思い当たったのは、ハンドランチの調整で、主翼の迎え角が足りない時に、こんなクイックな不安定な感じの飛びでした。このことは上昇や下降で頭を上げないことと一致します。そんなわけで、次回は主翼迎え角の調整をしてみようと思います。

 ところで、飛行そのものは満足のいくものでした。今日も上昇してすぐにサーマルをゲット。簡単すぎます。すごくサーマルに良く反応します。たまたま条件が良かっただけですかね?

PS:
 迎え角を付けてみました。2mmバルサをテーパーに削って、補強のため梱包テープを貼って、胴体に両面テープで貼っています。
 計算上はATAN(2/230)=0.5度の迎え角が付きます。
 2017年2月25日
 迎え角の確認をしてきました。

 曇り空で寒くサーマルは全く望めない天気でしたが、無風〜微風なので調整には向いていました。
 上昇は微妙に上を向きますが、ほぼまっすぐ上昇していきます。あんまり迎え角の効果が感じられません。水平飛行の感じはちょっと前が重いと思わせます。迎え角を増やしたのに先日より走る感じがしますが、サーマルがなくて浮かないせいでしょうか? 問題のエレベータに対する反応はちょっとマイルドになったと思います。先日までのクイックな動きはなくなったようです。

 もうちょっと迎え角を増やして確認した方が良いのでしょうが、しばらくこれで遊んでみます。
 2017年9月15日
 お山で飛ばしてきました。
 軽量なので浮きがよく、それでいて進入性もいいので飛ばして楽しいです。風があるということは飛行速度が速いということで、舵が良く効きます。
 FOXは着陸失敗しましたが、慣れた機体のピメンタはばっちりでした。
 
 2023年10月15日
 ずいぶん間が空きましたが、時々飛ばしてますよ。

 先日送信機を新型(16IZスーパー)に変えたので、受信機のリンクをしようと引っ張り出して来たら、6月のスロープで翼端を壊していたのを見つけました。すっかり忘れていました。破損状況は、翼端の三角形の翼が取れています。リブが折れてフィルムが破れています。
 修理はフィルムを部分的に剥がしてリブを修理してフィルムを貼りなおしましたが、フィルムの色が微妙に違います。また部分的な張り替えのため、しわ取りがうまく行きません。とはいえ指摘しなければほとんど気が付かない程度には仕上がったと思います。
 
製作記


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