Savage Bobberの部屋

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 アメリカではこんなフワフワぼよよんの飛行機に乗ってアラスカにキャンプに行くそうな? こんな機体を飛ばせたら面白そうだな、と思っていたところ、N島さんに先を越されてしまいました。

 負けてはいられませんので、まるいわ的にスケールっぽく作ろう、ということで、鋼管トラス構造をヒノキ棒で再現してみようと思います。
 スペック

 翼幅     750mm
 全長     516mm
 全備重量  196g 重心合わせの5gを含みます。

 モーター   TAROT TM1806 2280KV 改造
 プロペラ   GWS EP7035 6インチに改造
 アンプ     HORNET 12A
 バッテリー  2セル 450mAh
 受信機    6チャン
 サーボ    EMAX ES9051

 フルハイで5.6A流れました。

生地完です。
操縦席ががらりと空いているのでパイロットが欲しくなりますね。

後姿です。
骨組みがきれいです。胴体は塗装仕上げにします。

後姿です。
ちょっと寂しいですが200g超えそうなので(笑)

真正面から。
左右のバランス、傾きなど問題なし。

 飛行記録
 2019年3月22日
 風の弱い朝を狙って8時ごろ飛行場に行きました。でも、この飛行場は風があるんですよねー。

 各舵の方向を確認し、風に機首を向けてゆっくりスロットルを上げます。ほんの2mくらい滑走してふわりと浮き上がりました。離陸からエレベータトリムがダウンであることが分かります。エレベータが効き過ぎでちょっとピッチング気味ですが、コントロールできないわけではありません。エルロントリムも右に傾きます。
 風のせいかちょっと不安定ですが、トリムをピピピと合わせます。上空旋回を繰り返しますが、どうもお尻を振るような不安定な飛行です。風のせいだと思いますが、右旋回で頭を上げるような気がします。(追い風になる) 後で思ったのですが、この様子はSonexやJanetに見られた現象と同じではないか?ということは、やっぱり尾翼の剛性不足だと思われます。尾翼にトラスを貼りましょう。

 風に対しているときはかなり低速飛行ができます。でも、フラフラ不安定ですよ。これで安定したら最高なんですけどね。上空でキャンバーミックスを入れてみましたが、何も変化を感じなかったのは遠すぎたのでしょうか? 本当はローパスなんかして確認したいところです。

 スロットルのON/OFFの姿勢変化はありません。素直です。パワーに不足はありません。もっとも今日のところは上空旋回のみです。次の飛行ではループやストールターンなど軽アクロをやってみたいと思います。

 機体の姿勢が見にくいです。胴体が黒くて骨組みだけでは仕方ありませんが、機体が向こうを向いてるのかこっちを向いているのか分からなくて、どんどん遠くへ行って焦りました。ほんとにパークフライとして近くを飛ばすしかありませんね。

 着陸はスローが効きますので安心して降ろすことができました。接地で跳ねることもなく完璧な着陸だったのですが、滑走が良くありません。すぐに頭を突いてしまいました。

反省点
(1)もう少し重心を後ろにしてみましょう。
(2)尾翼の剛性アップのために糸でトラスを張りましょう。
(3)エレベータが効きすぎなので、サーボホーンの長さを短くしましょう。 
 2019年3月25日
 2度目の飛行をしてきました。風の弱い朝8時過ぎでしたが、残念ながら初飛行と同等か、少し強いくらいの風でした。

 まず初飛行後の変更点です。
(1)尾翼に糸でトラスを貼りました。微妙に尾翼が歪んでしまったのは残念!(写真)
(2)エレベータサーボのホーンを短くしました。(写真)
(3)脚の三角部分を胴体に接着しました。
(4)バッテリーの位置をギリギリまで後ろにずらしました。


 離陸ですが、前回よりもスムーズで、テールを上げてそのままスーっと浮いていく感じ、最高ですね。いくつか変更がありましたが、トリムは変化していません。風に対して強くなったようで、フラフラ感が減っています。トラスの効果でしょう。

 ループをやってみましたが、小さいながらもねじれのないきれいなループでした。合格。ロールは高度を大きく下げます。とてもきれいとは言えないロールです。不合格。ストールターンは余り高度を稼げませんでしたが、素直にくるっと頭を回転して下りてきました。合格。

 キャンバーミックスの調整をしてみました。キャンバーは肩のスイッチSEに割り当てています。1段目ONでは変化を感じません。2段目ONで頭を下げます。一旦降ろしてエレベータのレートを下げます。もう一度上空でスイッチON。まだ頭下げになります。さらにレートを下げてもう一度スイッチON。今度は姿勢変化がなく、レートはこれで決定です。で、本来の目的であるスローフライは?見てません(笑)

 上空旋回では頭下げの傾向はみられませんでしたが、スロットルを下げ過ぎるとエルロンが効かなくて旋回できなくなります。機体が見にくい件は今回は遠くに行かなかったので大丈夫でした。

 着陸はスロットルを下げると降下速度が速いので少しスロットルを維持する必要があります。エレベータとスロットルを上手に調整すればふわりと接地することができ、ほんの1m滑走してテールをタッチして停止しました。今回は調整のため3回着陸しましたが、1回だけちょっとハード、というかコースを外れてラフに飛び込み、足を曲げてしまいました。

 大変満足な飛行でした。初期の調整はこれで終了です。 後はキャンバーを使ったスローフライの調整をしたいと思います。
2019年 4月6日
 風の弱い早朝(といっても8時)を狙って飛ばしてきました。今日は今までで一番風の弱い条件でした。

 今日の目的はスローフライです。初めにバッテリーを思い切り後ろにして重心を下げて様子を見たのですが、正直、特に変化は感じませんでした。キャンバーのスイッチをONして様子を見たのですが、先日の飛行で調整できていたと思ったエレベータのレートがまだ大きいようで、ちょっと頭を下げます。結局エレベータダウンはなくてよいという結論でした。

 この状態で目の前をローパスしてみます。かなりスローフライができます。キャンバーを入れてみましたが、うーん!よくわかりません。さらにスローフライができるんでしょうが、失速も怖いし。

 上空旋回では、風下から風上に向けてターンしようとするとエルロンの効きが悪く、傾いていないのについエレベータを引いてしまいアップアップした飛行になります。スロットルを上げてやればちゃんとターンします。ラダー旋回したらよかったのでしょうか?今度挑戦してみます。

 無風~微風で風上に向かうときは素直な飛行をします。前にも書きましたが、離陸のスムーズさは特筆もの!この機体は目の前をローパスしたり、タッチアンドゴーをしたりするのがお似合いですね。また風のない時にラダー旋回とタッチアンドゴーをやってみたいと思います。

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