SuperFWの部屋

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 体力的にフルサイズを飛ばすのがつらくなったのでChibiFW=75cm、MiniFW=95cmと小さなハンドランチを作っていましたが、やはり大きいほうが良く浮くのは確かです。体力と浮きのせめぎあいでもうちょっと大きいの、というわけで1.2mクラスを作ります。
 1.2mといえばムサシノのホリディαがありますが、これを参考に少し上を狙ってみたいと思います。
   スペック
翼幅       127cm
長さ        89cm
飛行重量     1号機 190g (予定を大幅にオーバー)
           2号機 176g
           3号機 177g
           4号機 182g
           5号機 163g
           6号機 177g

操縦方式     ラダー、エレベータ
サーボ      EMAX ES9051
受信機      フタバ R6004FF
バッテリー    Lipo1セル2パラ 480mAh

構造       バルサリブ組みフルプランク
          バルサポッド、カーボンテールパイプ
翼型       AG45
翼面積      16.2dm
翼面荷重     11.7g/dm

 エルロン機にすべきかちょっと悩みましたが、お遊びのハンドランチと考えるとラダー機のほうが楽しめると思います。

完成しました。朝日なのでちょっと色が黄色いです。
  

平面形が良く分るアングルです。
  

 飛行記録
 2019年12月18日
 初飛行してきました。天候は晴れ、風は微風です。この時期にしては暖かい日です。

 初めに軽く手投げ(押し出し)して重心を見ます。一応合わせたつもりでしたが、明らかな後ろ重心。その上右に傾きます。
 ポッドに10円玉1枚を入れて今度は軽くランチしてみます。かなり強烈な頭上げというか、ループしそうになって慌ててエレベータダウンを打ちます。いやいや、まだ前重か?重りを追加したくないんだけどなー、と思いながらさらに10円1枚追加。
 今度はだいぶ良くなったので上空の飛行状態を確認します。右に傾く癖は左右の重量バランスは見てありますので主翼のねじれと思われます。ターンで頭上げになりますが重心のためでしょうか?重心位置はポッドに20円を追加して前縁から35%の位置になっていますので、ハンドランチとしては前すぎる状態と思います。さらに、ややアップアップのような飛行をしますので、主翼の迎え角が大きいのではないか?と思いました。
 迎え角を小さくするために主翼台に紙テープを4重に貼って確認してみました。ランチの上昇やターンの頭上げ、さらにアップアップ感ともに改善していますので、迎え角の調整を詰めてみる必要がありそうです。そうすればポッドの重りも取れるかもしれません。

 主翼のねじれがあるので調整を詰めることができませんので、今日のところはこれくらいにしておきます。次回は主翼のねじれを取って、迎え角を1mmくらい後ろを上げて見たいと思います。
 2019年12月20日
 調整飛行してきました。天気は晴れ、弱い北西の風です。

 軽くランチしてみましたが、頭上げはなくなっています。やや前が重いかな?という飛びです。右に傾く問題もなくなっています。上空ではまだ右に少し傾きますので主翼のねじれはもう少し修正が必要と思います。沈降が早いので重心が前だと思います。

 一度降ろしてポッドの重りを20円から10円に減らしてみました。今度は良い浮きです。ターンでも頭上げになりませんので重心はちょうど良いようです。ランチを繰り返してみましたが、頭上げすることもなく真っすぐ上昇していきます。久しぶりのハンドランチでエレベータダウンのタイミングがつかめませんので、ちょっと遅れると頭下げになってしまいます。もっと軽量な機体だと、頂点でパタッと水平になって頭下げにならないのですが、重いので止むをえませんね。
 ランチの高さは久しぶりのランチなのでまだまだです。30mもないでしょう。ランチが重いように感じますが、この辺はどんな条件が絡んでいるのか、勉強不足でわかりません。ランチの瞬間に”ギシ”ときしみますが、ウイングボルトの強度不足だと嫌だな、と思います。主翼の位置を下げてますから心配なんです。

 小さなサーマルがあるようで、浮き沈みしながらダラダラ飛ばすことができました。やはりスパンが大きいので浮きは良いと思います。小さい半径のサークリングもできます。調整中ではありましたが、最大4分の飛行を楽しむことができました。

 飛行重量 195g
 重心位置 41%
 2019年12月24日
 3回目の飛行です。天候は晴れ、弱い北風が吹いています。

 主翼のねじれをさらに少し修正して、ウイングボルトを少し大きくして、しっかり締め付けられるようにしました。大きな変更はないのに、先日に比べランチで真っすぐ上昇します。これはいい感じ。クルーズではちょっと頭が重い感じがしたので、ポッドの10円玉を取ってみました。
 ランチはするするとよく上がります。気づけば、”ギシ”という軋みがありません。もしかすると、ウイングボルトがしっかり締まるようになって迎え角が少し減ったのかもしれません。ランチ高度は先日よりは高くなったと思います。重りを取って重心位置が後ろに動いた結果、さっきよりもふわふわ感があります。その分エレベータの操作は神経を使いますね。
 今日の天気ではサーマルは望めませんでしたが、ウエーブが発生していてそこそこ遊ぶことができました。ミニFWに比べ、ウキがいいな、と感じます。

 残念なことがありました。ハンドキャッチを深追いしすぎて靴に当たってしまいました。前縁が少しへこんでいます。修理するほどではありませんが悔しいです。

 飛行重量は 190gになりました。
 重心位置は 44%です。ずいぶん後ろになりました。
 2020年1月12日
 2号機のお客様から評価を頂きました。

 ウキが良い。
 失速して頭を下げたときに、大きく下がることもなくすぐに回復するのがいい。
 今まで飛ばしてきた機体の中で最高の飛び。(これはほめすぎでしょう。でも嬉しい)

 試しの1号機を飛ばしてみていただきましたが、やはり頭下げは大きいとのことでした。しかし、パワーがありますねー、投げる瞬間に ブン! ちょっとフラッターを起こしたみたいな音がしてびっくりしました。私が投げてもそんな音はしません。
 2020年2月19日
 4号機のお客様から初飛行の報告がありました。

 3回目のランチでサーマルをつかみ、170m超えの高度を達成しました。非常に調子がいいです。

 嬉しいですね。

 製作記は別館移動しました。